スピリチュアルな風水には気をつけて

風水とスピリチュアルを合わせている占い師も多いですが、風水の要素を無視してスピリチュアルばかりを推してくる占い師もいます。

もちろん、きちんと正しい風水を用いている人もいますが、ずれている判断をしてしまう人は多いので、注意しましょう。

占い師として求められていることは、人生を少しでも有意義にすることです。相談者に上から目線で指示を出して、相談者の不安を煽るような商法は脅しをしているのと同じで、法的には詐欺行為や威圧行為に近いことであって、占い師がやってはいけないことです。

占い師の言うとおりにしないと死に至る、というような強い表現は占いの判断でできることではないため、占い師として活動する時にはあくまでサポート、アドバイスをする立場であることを忘れないようにしましょう。

多くの場合は風水の占い結果で統計的にどうしたらよいか分かるものですが、だからといって相談者の人生を占い師が左右するような事をしてはいけません。具体的なアドバイスはしつつも、やるかどうかは相談者自身で、あまりに関心を持ち過ぎることは避け、関わりすぎないのも大切です。

スピリチュアルとは精神面を強く用いた占い感覚のことで、心理学、深層心理などの知識を用いた哲学的な判断を駆使するものです。

中には前世と言うような言い方をして、親や祖父母に問題があるというような言い方をすることもありますが、これは単純に親から受けた幼いころのマインドコントロールの影響を受けているということで、心理学的な視点としてアドバイスされているだけです。

実際には、心理学者や精神医学の側面の知識を使うため、医師でないものがその知識を使うと違法ですが、スピリチュアルという言い方をすれば占い扱いになるというところから、日本では一部のスピリチュアルはほぼ違法行為です。

風水は占いの一つとして正しく活用し、本来の目的から外れない範囲で生かすようにしましょう。

風水は土地の性質、地理的な性質を元にして占い判断をするため、家のこと、家をもとにした運勢アップをメインに考えるものと認識しておき、そこから外れるような判断をする時は、西洋占星術や数秘術、手相占いなど別の視点からアドバイスできるようにしましょう。

必ずしも風水だけが占いの全てではないので、その人の求めているものを解析できる占いを活用できるようにしてください。