運気が下がる方角と上がる方角
風水で算出できる本命卦からは、その人の運気が上がりやすい方角と下がりやすい方角を判断できます。
そのため、きちんと本命卦を見て、運気が上がりやすい方向を意識して仕事やプライベートを楽しむようにしましょう。
目次
吉方位の判断の仕方
風水において本命卦を作ると方角にそれぞれ生気(最大吉)、天医(大吉)、延年(中吉)、伏位(小吉)というものを当てはめます。活発かつ積極的な方角が生気、健康によいとされているのが天医、人間関係やコミュニケーションに良いとされているのが延年、家庭と仕事の両立をするのに向いているのは伏位というものが当てはめられます。
これらの吉方位は名前では最大吉や大吉など言われますが、それぞれに意味するものが異なるため、運気が最も高くなる方角というのはこれだけでは決められません。それぞれの相談者の本質をよく見極めてから判断するので、決して単純なものではなく、総合的な判断と分析が必要です。
凶方位の判断の仕方
凶方位については怪我や命に関わる外傷を受ける可能性がある絶命(最大凶)、交通事故や火事、事件に巻き込まれて財産を失う可能性があるのが五鬼(大凶)、細かなミスを起こしやすいのが六殺(中凶)、精神的な安定さが失われてしまうのが禍害(小凶)とされています。
これらは最大吉や大吉の対面に位置しているというわけではなく、運気が良くない方角がまとまっていることも多いです。凶方位はあくまでトラブルを事前に予知して気をつけるために用意されているもので、必ずそれが起こると断言できるものではありません。
凶方位を理解することで、しっかりと対策をして失敗を招かないようにすることも可能なので、風水を学んでいるとメリットが大きいです。
方角は8方位
風水では、東西南北とその中間の方角を利用することが多いです。細かく分けることはあまりなく、8方位から吉方位や凶方位を分析することになります。風水では住んでいる家にこの本命卦を当てはめて、どんな家具の配置にすればよいかを判断できるので、賢く風水を生かし安心して過ごせる日々を多くしましょう。
時にはストレスやどうしようもないトラブルで、風水に関係なくうまくいかないこともありますが、風水を知っていることで少しでもトラブルを避け、人生を有意義に変える事ができるでしょう。本命卦には細かな名前もついていて人それぞれに異なるのでじっくり分析してみてください。

