間違った風水の知識と行動
風水は世間的に人気が高いため、色々な方が風水を楽しみの一つとして導入しています。
しかし、中にはビジネスや利益主義に代表される間違った販売戦略のために、間違った風水が広まっていることもあるので、怪しい商品販売などを目的にした風水にはだまされないようにしましょう。
目次
玄関の風水で気をつけること
玄関に置くと良いと言われているものを、玄関にただ置けばよいわけではなく、置き方と置く場所、置く数についても注意が必要です。玄関の空間が少ない場合には、その場所は勝手口と判断することが多いです。
玄関という体をしていても、実際には最も広くて風通しの良い場所が玄関として扱われることもあるため、アパートやマンションの場合は部屋の玄関の認識が変わります。玄関に生花と水晶を置くと良いと言われることがありますが、すべてのものを置こうとして、混沌としてしまうと逆効果です。
水晶を置くときは、鏡や生花は必要ないので、靴箱なども合わせて、余計なものは玄関に置かないようにしましょう。
寝室やキッチンの風水
寝室は人間の気を休める場所、キッチンは人間のエネルギー補給の根源となる場所であるため、余計なものが乱雑に散らかっていると、その気が分散してしまいます。その気の分散が風水的に良くないと言われているので、使わないものが表に出ている状態にはしないようにしましょう。
冷蔵庫に写真やものを貼ったり、寝室にぬいぐるみや快眠グッズがたくさんあったりするのは良くないことです。枕元にスマートフォンを置くのもそこに気が流れてしまうため、風水的にも科学的には電磁波などの影響で良くないとされています。
財布や持ち物は関係なし
似非風水でよく言われるのが金色のバッグやアクセサリー、金色の財布を持つと金運が上がるといったものです。風水は土地に基づいて住む場所や生活空間を改善するのが目的なので、持ち物を変えて何か効果があるという考え方がまず風水ではありません。
財布の販売会社にとっては、そう言えば利益が出しやすいということで、風水の黄色や金色に運気がついてきやすいというものを悪用しただけです。財布を金色にするよりは、一つの財布、一つの確かな品質のものを大切に長く使用するというのが正しい感覚です。
家具についてもホコリが溜まりっぱなしにならないようにし、それぞれのものを大切に使うことで風水的にも運気が上がりやすくなります。

