風水資格取得のための基礎知識

風水を学ぶには根本的に片付けができることと、片付いた状態を維持することが求められます。

すべての基本として、片付けができなければ風水を知っていても実践できず、意味のない知識になってしまいます。

風水で巒頭や理気を理解して家具の配置を変えたとしても、ホコリが溜まっているものをそのままにしたり、汚れている状態をきれいにしないでいたりすると結果何も変わりません。

運気はほこりがたまるにつれて下がっていきますので、定期的な掃除やホコリ取りを心がけるようにしましょう。また、屋内の換気を全くしないでいるのも良くないことです。

片付けと掃除をきちんとした上で、気の流れを良くするために、窓や玄関をあけて換気をしたり、玄関はできるだけ運気が舞い込んでくるように、明るくスムーズに流れられるようにするなどの工夫が必要です。

玄関に色々と小物を置くのも良くないことなので、必要なもの以外は玄関に置かないなど、片付けが基本となります。

一戸建てであれば家を建てる前に風水をチェックしてから間取りを決めるのがほとんどですが、アパートやマンションに入居して生活する場合には間取りを変えられないことも多いです。

風水に従わないと運気が一切上がらないということはないですが、気になる場合には、事前にお部屋選びの段階で風水を基準に選ぶと良いでしょう。そしてお部屋の中心を見つけた上で、鬼門や裏鬼門を見て、流れに沿いやすいかどうか確かめましょう。

玄関の方角は特に注意が必要で、裏鬼門や鬼門に位置するあたりに玄関があれば、仕事に失敗しやすくなったり、恋愛で失敗しやすくなったりすることも多くなります。

いま一つうまくいかないと感じる場合は、職場の玄関も、自宅の玄関も方角を確かめて、鬼門に向かっている玄関がある時は、それが悪い気を入れていると考えて、対策を取りましょう。

風水には、本来の意味を大切にしている正式な風水と、いい加減な占い師がやっている風水があります。知名度ばかりが高く内容が伴わないような占い師は、世間的な人気を優先して、本来の意味の風水を疎かにしていることがほとんどで、実際あてになりません。

自分自身で本当の風水を学んで、それぞれの環境に適した風水に基づく家具配置を実践した方が、気の流れは良くなります。時に、個人の直感で配置すべき場合もありますが、正しい風水を学ぶことによって、家族の運気もアップして、良いことが起こるようになるでしょう。