風水はどこまで信じていいの？

風水は占いの一つとして扱うため、そこまで過信しないほうが良いですが、決して無視して良いといえるものでもありません。

風水は宗教ではなく、科学的根拠もありませんが、少しでも家族の安全を願うのであれば、負担にならない範囲で風水をカバーするように建築するのが無難です。

無難な対応を心がけよう

風水でよく気をつけたほうが良いと言われるのは、玄関の位置です。鬼門と呼ばれる方角に玄関があるのはあまり良いことではなく、相談者の生年月日や性別からその人の本命卦を算出できます。

この本命卦を元にして吉方位、凶方位を分析し、トラブルが起きやすい方角、精神的にトラブルが起きやすくなる方角などを把握して、最低限それらの方角を避けるようにすると良いでしょう。風水は個人で運勢が良くなる方角、悪くなりやすい方角が異なるため、それらの方角に合わせて無理のない範囲で参考にすると良いでしょう。

これらの占い結果は絶対に正しいといえるものではなく、見方も少し難しいため、間違った判断はしないようにしましょう。

本命卦を見てみよう

生年月日から本命卦を算出したら、次は家の中心とその本命卦の中心を合わせて、本命卦の方角と家の中での中心からの方角を比較して、運気が高まる部分を把握しましょう。鬼門の位置、裏鬼門の位置、行動や努力の成果が出やすい方向がある程度把握できますが、それはあくまで参考として、部屋の中の配置や机の位置、寝る部屋などを変えるとよいでしょう。

一戸建ての場合は、その一戸建ての間取りや玄関の位置をその家の中心を基準として考えて、一家の大黒柱の風水だけでなく、家族全員の風水をチェックして間取りを決めるのが無難です。

家族全員の風水に合わせて間取りを変えるのは難しいですが、親子関係がうまくいかない場合は風水的な相性が悪い可能性もあるため、早いうちに一人暮らしさせたり、お部屋の場所を変えたりするとよい運気が巡ってくることもあります。

風水はほどほどに信じよう

近年は、都会などでは特に風水を気にしていられないような環境も多くなっています。発展した都市部では風水の基本とも言える巒頭や理気がうまく働かないこともあるため、世間一般の本命卦が参考にならないこともあります。

そのため、あくまで自分自身の運気が良くなる方角と、あまりよくないと言われている方角を把握して、結果を出しやすい方角を基準位置から考えて算出するようにしましょう。